Archive for the ‘観た映画’ Category.

スパイダーマン3

大人気アメコミ・ヒーロー映画の第3作目になります。
一応今作で完結となっていますが、どうなんでしょうね。
さて内容はというと、スパイダーマンが街をところ狭しと飛び回り、
ひょんな事から超人的能力を手に入れた悪者たちから世の平和を守るというものです。
ジェットコースターのようにビルからビルヘ飛び移るスパイダーマンの動きはこのシリーズのウリであり、
爽快感がたまりません。
まぁちょっとスパイダーマンの動きが人間離れし過ぎていていかにもCGっぽい部分はありますが、
そこらへんは爽快感とのトレードオフで目をつぶりましょう・・・。
CMやポスターでもおなじみだった「黒いスパイダーマン」ですが、これがなんともお粗末。
自分で黒いスーツを着なければ何の問題もなかったのですからねぇ。
まぁ、これを着ていると気分が楽になるという側面があったのですが、それでもねぇ。
道行く女の子に指差しながら街を闊歩したり、服を買い換えた店の前で踊ったり、
ジャズ・バーのバンドに乱入していきなりピアノの弾き、店内でハシャギまくったりと、
そのやんちゃっぷりがちょっとズレているのは観ていて寒かった。。
今作では特殊能力を得た人間が合計4人も登場し、それぞれがそれぞれの信念の基に行動するわけですが、
悪役にも正義があり、いまいち悪になりきれていなかったのが残念。
悪役の2人の内どちらかでも「こうなったら世界を征服してやるゼ!」的な思想を持たしても良かったかも。
最終的にスパイダーマンが勝つことは分かっていたとしても、悪には悪なりの見せ場を作ってやって欲しかった。
「あぁ!スパイダーマン、絶体絶命のピンチよ!!!」みたいな、ネ。
こーゆー作品を見ると、映画「ターミネーター2」の悪役「T-1000」がいかに自分の目標に忠実であったか、また
悪役として魅力的だったかを思い知らされます。
スパイダーマンTM3 デラックス・コレクターズ・エディション(2枚組) (初回限定豪華アウターケース付)
出演: トビー・マグワイア, キルスティン・ダンスト 監督: サム・ライミ
[Amazonで詳細を見る]

ブレイブ・ストーリー

この手のファンタジーの決め手は「必然性」と「動機付け」だと思います。
なぜ主人公は世界を救わなければならないのか?
なぜ主人公は自分の命の危険まで冒してまで世界を救おうとするのか?
この2つが丁寧に、かつ無理なく練られている作品は往々にして面白いです。
この作品のように現実世界から異世界へ迷い込む感じの作品には、
「異世界」側がなぜ存在しているのかを観客にスムーズに伝えなければなりません。
しかもその異世界は主人公が迷い込む以前からずーっとそこに存在していたわけですから、
その世界観が成熟してなければ現実味がありません。
この作品はそんな必然性が弱く、また主人公の動機付けもあいまいです。
主人公が異世界に迷い込む必要性もあまりなく、あれよあれよと話が進んでいきます。
勝手に進んでいくロール・プレイング・ゲームみたい。
主人公は「見習い勇者」(だっけ?)として剣を手に入れます。その剣には特殊な能力があるのですが、
まるで漫画「YAIBA」の主人公が持つ剣のような展開を期待するも、まったく活用されず。。
というか、剣を有効に活用する場面(敵を遭遇する、など)が圧倒的に少なく、
「こりゃ別にこの剣、いらなかったんじゃ・・・」と思ってしまいます。
やはり勇者となり、剣を手に入れたからには「なぜ主人公は勇者でなければならなかったのか」を
はっきりさせてほしかったです。
ブレイブ ストーリー 特別版
出演: 松たか子, 大泉洋 監督: 千明孝一
[Amazonで詳細を見る]

ハイスクール・ミュージカル2

ディズニーチャンネル・オリジナル・ムービーで、
全米で大ヒットした前作「ハイスクール・ミュージカル」の続編にあたります。
この作品はディズニーチャンネル契約者なら嫌でも観てしまう作品のうちのひとつになります。
内容は高校生たちの夏休みを描いたものになっていて、
前作同様、友情や恋愛を歌って踊って表現しています。(ミュージカルだからね)
主要キャラクターの設定も成熟しており、特にシャーペイのキャラクターはよりワガママになっています。
前作からは考えられない程の金持ちっぷりに少々無理を感じつつ、彼女の自己中心さ加減が物語り全体のカギを握ります。
前作ではシャーペイの弟で、いつも姉の影に隠れていた感のあるライアンにもスポットが当てられ、成長と姉からの独立を感じさせます。
タイトルに「ミュージカル」と冠しているだけのことはあり、歌と踊りは本当に素晴らしい。
耳に残るメロディに、ストレートな歌詞。アメリカでサントラCDが売れまくるのも無理ありません。私も買いました。
iTunesで試聴できるから興味ある人はぜひ。
ハイスクール・ミュージカル
1作目です。
[Amazonで詳細を見る]

ハイスクール・ミュージカル2 プレミアム・エディション
2作目です。
[Amazonで詳細を見る]

音楽も素晴らしいのでお勧めです。
ハイスクール・ミュージカル サウンドトラック スペシャル・エディション
1作目のサントラです。
個人的にはこっちのサントラの方が好きです。
何か荒削りな感じが良いっていうか、勢いがあります。
[Amazonで詳細を見る]

ハイスクール・ミュージカル2(DVD付)
2作目のサントラです。
1作目に比べ、音が丁寧というか、バラエティに富んでいます。
間違いなく良質な音楽です。
[Amazonで詳細を見る]

ファンタスティック・フォー

スーパー・マン、スパイダー・マンと同列のヒーローものです。
アメコミのヒーローものって気楽に観られるので、ちょっと時間のある週末にかるーい気分でスカッとしたいときにオススメです。
設定は特に目新しいものはありませんが、時代設定がちょこちょこ近未来的な雰囲気ですが、それも前半まで。
後半は現代と何ら変わらない雰囲気になっています。
まぁそんなこと気にせずヒーローたちの活躍だけを観ろってことです。
ファンタスティック・フォーはそれぞれ超能力を持っていますが、劇中ではそれを活かしきれていません。
ラスボスとの戦いのシーンではそれなりに活用していますが、この特殊能力じゃないとダメだなと思わせるようなシーンはありませんでした。
特殊能力を持った複数のヒーローが悪と戦う、という同じプロットを持つMr.インクレディブルと比較してもいかにピクサーの「物語の作り方」が上手いかを知らしめてしまう結果に終わった感があります。
敵役の金属人間ももっと強大な力を持っていて欲しかった。あれじゃ弱すぎ。
最後にはヒーローたちが完勝すると分かっていても、もうちょっと戦って欲しかった。
街中に出て炎に包まれて冷やされて固まってハイ、終わり。よわー。
でも最初から最後まで深く考えることなく一気に観れたので、暇つぶしにはもってこいの作品です。
ファンタスティック・フォー ブルーレイディスクBOX 〔初回生産限定〕
出演: マイケル・チクリス, ジュリアン・マクマホン 監督: ティム・ストーリー
[Amazonで詳細を見る]

魔法にかけられて

極力ネタバレなしで感想を。
ディズニーの伝統的なアニメ映画のおいしいトコ取りであり、
ディズニー作品っぽさを逆手に取った作品でもあります。
アニメパート、実写パートがありますが、どちらもクオリティが高く子どもから大人まで幅広く楽しめるのではないでしょうか。
アニメパートの出来が良く、最近ヘタな3DCGしか作ってないディズニーには
「3Dはピクサーに任せて、やっぱあんたらは2Dのアニメが真骨頂だよ」と言いたい。
作品の中には過去のディズニー作品の要素がちりばめられている雰囲気です。
「おこりんぼさん」がいたり、「ベラ・ノッテ」という店名のレストランがあったり、
BGMに「Part of your world」が使われていたり、などなど
いくつ分かるか探してみてはいかがでしょうか。
展開にもヒネリが効いてあり、最初から最後まで楽しめる作品でした。

木更津キャッツアイワールドシリーズ

観る気はなかったんだけど、一応観てみた。
木更津キャッツアイはドラマシリーズの大ファンでした。
学校の友達も大好きで、一緒になって「面白すぎ!!!猫田がヤバい!!!」などとはしゃいだものです。
しかし、映画版「日本シリーズ」では大失望。何かそこらの近所でやってるチマチマした感じが失われ、
ヘタに規模が大きくなっていたからです。無人島ってなんやねん、と。ゴミンゴってなんやねん、と。
と、木更津キャッツアイに対する情熱が奪われた所で映画第二弾ですよ。誰が期待するかってーの。
てゆーか観ねーよ!的な勢いだったのですが、一応観てみることに。
やっぱりはちゃめちゃでめちゃくちゃで、ストーリーなんてものはありませんでした。
これは出演者と主要スタッフが「もう一回やりたいね。ちゃんとぶっさんにバイバイ言いたいね。
みんなもそれを望んでるでしょうね。」と勝手に思い込んで作ったのではないか、と思ってしまう始末。
ドラマシリーズからおなじみのセリフや場所が出てきますが、それも作り手側のマスターベーションに思えてしまう。
単純に楽しむつもりで観たけど、終始楽しみきれず、かといって感動なんてもっと出来ず・・・。
やっぱりヘタな続編はオリジナルを汚してしまいますね。再確認。
木更津キャッツアイ ワールドシリーズ
出演: 岡田准一, 櫻井翔 監督: 金子文紀
[Amazonで詳細を見る]